学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小6社会/外交史】中国との外交の歴史(古代~室町時代)|中学受験のツボ[社会編]

専門家・プロ
2022年7月28日 池田良輔

保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 社会編 吉崎正明先生池田良輔先生茂山起龍先生が担当します。
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国語算数理科

5年生までは時代ごとに全体像を学んできた歴史ですが、6年生の前期からは「政治・外交史」などのような分野別にさまざまな時代を見ていきます。

今回は、「中国との外交の歴史」についてお伝えします。

古代から江戸時代あたりまでの日本の外交史を見るときに欠かせない国が、中国です。中国との外交の歴史を学ぶにあたって、「中華思想」という考え方を知っておくと、理解しやすくなります。

「中華思想」を理解する

「中華思想」とは、「中国が文明の中心、政治的文化的な中心、つまり“華”である」という考え方です。

この考え方では、「中国以外の周辺の地域は、遠くなればなるほど、中国の文明が届かない野蛮なところ」とされたのです。

ですから、「中華思想」によると、中国以外の国々は、朝鮮半島も日本も「夷狄(いてき)」という扱いです。つまり、野蛮な異民族であると考えられていたのです。

このような「中華思想」という世界観は、中国だけでなく東アジアでは、広く共有されていました。

入試に出やすいかといわれたら「?」がつきますし、少し遠まわりになってしまいますが、こうした予備知識をもっておくと、外交の歴史の見通しがすっきりします。

なぜ日本人に受け入れられたのか

では、なぜ「中華思想」は日本人に受け入れられていたのでしょうか?

それは、中国や朝鮮半島からさまざまなものが伝わったからです。

お子さんに質問してみてください。

「中国や朝鮮半島から日本に伝わったものってどんなものがある?」と。

いろいろありますよね。

稲作、金属器、文字、仏教、儒教、などなど。

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池田良輔
この記事の著者
池田良輔 専門家・プロ

SRP教育研究所 文系主任。既存の学習塾への疑問からSRP教育研究所の立ち上げに参画、文系代表を務める。教育哲学・教育社会学・教育史学等の複合領域が専門基盤。ある思想家の「消費者マインドの助長や蔓延が教育を危機に向かわせている」という主張に共感し、「学びの活性化」を授業の最重要目的として、チャレンジを続ける。長野県の喬木村出身で、「関東地区喬木村ふるさと会」幹事でもあり、東京の自治体や私学のお子さんの、自然体験を通じた豊かな学びの機会創出を画策中。