【小6社会/国会・内閣】じつは親子?国会と内閣のしくみ|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは。吉崎です。
今回のコラムは「国会・内閣について」です。身近なものにたとえて解説しますので、「国会と内閣は苦手」というお子さんにも共有してあげてください。
Contents
国会と内閣は「親子関係」
問題:国会・内閣という機関を親子関係にたとえると、どのようになりますか。
ア)国会:親 内閣:子
イ)国会:子 内閣:親
これは、私が授業で「国会・内閣」をあつかうときに、生徒へ質問しているものです。
実際の授業では、国民的アニメ「サザエさん」に登場する親子、サザエさんとタラちゃんにたとえて説明しています。このイメージこそが大切なのです。学習内容を身近なものに重ねるとイメージしやすく、思い出しやすくなります。
こちらの親子には、後々登場いただくとして、まずは先ほどの問題の答えです。
答え:
ア)国会:親 内閣:子
国会が親、内閣は子なんですね。
理由は、以下の2点を考えるとわかりやすいです。
1. 国会と内閣はどちらが先に成立する?
2. 国会と内閣の仕事の違いは何だろう?
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
どちらが先に成立する?
1. 国会と内閣はどちらが先に成立する?
以下の順序で、国会が先に成立します。
① 国会は国民によって「選挙」で選ばれる(国会が成立する)
② 国会のなかから、内閣総理大臣が「指名」される
③ 内閣総理大臣が国務大臣を「任命」する(内閣が成立する)
国民は、衆議院総選挙や参議院選挙で候補者に投票します。今年は7月10日に参議院選挙がありましたね。満18歳以上の有権者は、自らの考えで日本の未来を託したい候補者を決めて投票するのです。
そして、選挙で選ばれた人々によって国会が成立します。
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