【小6国語/国語力アップ】説明文・論説文の解き方 ―― 指示語に関する問題|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、松尾です。
今回は、中学受験の国語で高得点をとるために必要な「解く力」についてお伝えしたいと思います。
解く力を身につけるために重要なのは、「客観的」に問題を解くことです。そして、小学6年生のお子さんが「客観的に問題を解く力」を伸ばすためにおすすめなのが、説明文・論説文です。
そこで、説明文・論説文のなかでも必ずといっていいほどよく出題される「指示語に関する問題」を使って、ポイントをお話ししていきます。
説明文と論説文
論説文とは、筆者が自分の意見を述べる文章、またはあるテーマについて筆者の主張を説明した文章のこと。説明文は、事実を伝えて意見のない文章のことです。
このふたつは、本来区別して学習したほうが効果的なのですが、今回の「指示語の問題」に関しては同じ考え方で解くことができるので、特に区別はせずに扱っていきます。
指示語とは
指示語は「こそあど言葉」とも呼ばれ、同じ言葉の繰り返しをさけるために、文中に一度出た言葉を言い換えるときに用いられる言葉のことです。指示語に関する問題は、中学受験の国語の問題では頻出です。そこで、説明文・論説文のなかでも必ずといっていいほどよく出題される問題を使って、客観的に問題を解く力の伸ばし方を紹介していきます。文章が違っても、同じように解いて正解を出せるので、得点アップにもってこいです。
指示語の問題の解き方
指示語の問題の解き方は、次の3つが基本的な流れとなります。
ステップ1:指示語のうしろのヒントを確認する
ステップ2:直前・直後(たいていの場合は直前)からヒントに該当するものをさがす
ステップ3:さがしたものを指示語の部分にあてはめて意味が通じるようにする
では、実際の問題を解きながら確認してみましょう。
答えが直前にある場合
まずは、答えが直前にある場合です。
とじる
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