【小5国語/問題解法】選択肢問題の攻略法|中学受験のツボ[国語編]
夏も終わりに近づいてきましたね。
ご家庭や塾で学習時間・学習量を確保することはできたでしょうか?
お子さんも学校・塾などの課題で大変だったかと思いますので、十分に褒めてあげましょう!
さて、今回扱うのは選択肢問題の解き方です。
簡単そうにみえて、実は注意が必要なんです。それではいきましょう!
Contents
選択肢問題の落とし穴
最初に確認しておきたいのは、選択肢問題の落とし穴です。
それは「正解=できた」ではないということです。
子供が解いた問題の出来具合を確かめるときには、当然〇の数を数えますよね。
〇が多ければ「よかった、できてる!」と思います。
私も塾講師を始めたばかりのころは、〇×の数ばかりに目がいっていました。
そして、×の問題を中心に授業をしていました。
しかし実はこれ、危険なんです。
ためしに〇の問題について、「どうして『エ』を選んだの?」と生徒に聞いたことがありました。
するとどうでしょう。生徒から返ってきた言葉は「なんとなく」。
衝撃でした。「たまたま合っていただけなのか……」とショックを受けたのを、今でも覚えています。
選択肢問題の多くは4択になっていますよね。そのため、「ただ、なんとなく『エ』を選んだ」というように根拠が薄くても、わかっていなくても、どれかを書いたら正解になってしまうことがあります。ここが、説明したり漢字を書いたりする問題とは違う点です。
だからこそ、「〇だからできている」と考えるのではなく、「根拠まで答えられたら〇にする」というひと手間がいるんです。
選択肢を選んだ根拠・理由
では、その「ひと手間」についてアドバイスです。
重要なのは「その選択肢を選んだ根拠・理由」を聞くこと。「なんとなく」で終わらせないために、どんどん子供に理由を質問していきましょう。
聞く内容は、次の3点です。
とじる
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