
【小5理科/物の運動】 電車が急ブレーキ、なかの人はどうなる!? 慣性の法則を理解しよう|中学受験のツボ[理科編]
理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
普段、子供たちを指導していると、「日常生活の中でもっと勉強していて欲しいなぁ」と思うことがたくさんあります。
今回扱う、急ブレーキの話もそうです。
急ブレーキがかかるとどうなる?
電車やバス、車に乗っているとき、急ブレーキがかかると、自分にどのような力がかかっているでしょうか。少し思い出してみてください。
このとき、進行方向に体が押し出されていませんか。
もしお子さんが思い出せない場合は、次に電車、バス、車に乗る際にぜひ意識して乗ってください。このような話は日常、家庭でもできますね。
慣性の法則
物体に外から力がはたらいていないとき、物体の速さや向きは変化しません。
つまり、静止している物体は、静止したままです。
また、動いている物体は、同じ速さで運動(等速直線運動)をします。このことを「慣性の法則」といいます。
物体は、現状維持がとても好きだということです。
物体の気持ちになって考えてみましょうか。
たとえば、新学年になって、学校のクラス替えがあるとします。
前のクラスに慣れているぶん、不安になりますよね。
きっと、「前のクラスのままだと安心だなぁ」なんて思うと思います。
このように物体も人間と似ていて、現状維持を好んでいると考えましょう。
では、慣性の法則を身近な現象をまじえて解説していきます。
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