学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小6/地理】伝統的工芸品を覚えるコツ|中学受験のツボ[社会編]

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2022年10月05日 池田良輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 社会編 吉崎正明先生池田良輔先生茂山起龍先生が担当します。
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国語算数理科

今回は、中学入試で多く問われる「伝統的工芸品」の学び方・覚え方をお話しします。

伝統的工芸品を覚える3つのコツ

入試で問われる伝統的工芸品は、基本的には経済産業大臣に指定されたものだけ。とはいっても、2022年3月時点で237品目もあります。2013年12月時点では218品目だったことを踏まえると毎年1~2品目のペースで増えていることになりますが、難関校も含め、入試で問われる数は多くても100品目程度

そのため、まずは各塾のテキストに載っている一覧と、過去問や問題集で出会った伝統工芸品をしっかり押さえていくことを意識しましょう。

工芸品そのものに興味があれば良いですが、そうでなければ子どもはもちろん、大人であっても丸暗記するのは大変です。そこで、これらを楽しく学ぶコツを3つ紹介します。

コツ[1]旧国名の地図で覚える

ひとつめのコツは、旧国名の地図を見ながら伝統的工芸品の名前を確認することです。伝統的工芸品の品目名には「旧国名」が用いられていることが多いからですね。

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池田良輔

池田良輔

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SRP教育研究所 文系主任。既存の学習塾への疑問からSRP教育研究所の立ち上げに参画、文系代表を務める。教育哲学・教育社会学・教育史学等の複合領域が専門基盤。ある思想家の「消費者マインドの助長や蔓延が教育を危機に向かわせている」という主張に共感し、「学びの活性化」を授業の最重要目的として、チャレンジを続ける。長野県の喬木村出身で、「関東地区喬木村ふるさと会」幹事でもあり、東京の自治体や私学のお子さんの、自然体験を通じた豊かな学びの機会創出を画策中。