学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小6理科/地学総復習】上弦の月は何時ごろ、どの方角に見える?|中学受験のツボ[理科編]

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2022年11月07日 伊丹龍義

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編伊丹龍義先生山崎翔平先生が担当します。
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国語算数社会

こんにちは、伊丹です。

今回は、テストで点差がつきやすい「時刻・方角を含めた月の形」について解説します。

似たような形式の問題が多いこともあり、「しじまか表」などで丸暗記している子も多いかもしれません。ただし、時刻、方角、月の形の変化を踏まえれば、「上弦の月が何時ごろ、どの方角に見えるか」といったことを考えられるようになります。

少し難しい分野ですが、次の3つのステップに分けて理解していきましょう。

  • 時刻
  • 方角
  • 月の形

チェックポイント[1]

問題:
アの人がいる位置の時刻は、だいたい何時?

時刻は、太陽との位置関係で決まります。そして、太陽が正面(一番高いところ…※)に来る時刻が「12時」です。

今回のように北極側から見ると、地球は反時計回りに回っています。

「時刻」と「地球の自転」のふたつを組み合わせると、

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伊丹龍義

伊丹龍義

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SRP教育研究所 所長。自身の塾で中学・高校受験、中高一貫校サポートを担当。教育格差解消と学習の効率化のため廉価に、そして自分のペースで見られ、電子辞書代わりにも使える映像授業に積極的に参加。学びエイド鉄人講師・家庭教師のトライ「TryIT中学理科」、同トライのオンライン集団ライブ授業(小学算数・中学数学・中学理科)担当。「観てわかる中1理科」(小学館)映像担当、その他、学習塾・参考書の映像授業担当多数。個人として「たこやきまるめがね」名義でYouTubeで中学受験算数・理科の映像授業準備中。プログラミング・ゲーム・パズルを教育現場に広める活動中。クイズ番組等の問題作成・監修多数。