学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小4社会/勉強のヒント】“歴史ぎらい”を予防する方法|中学受験のツボ[社会編]

専門家・プロ
2022年11月18日 池田良輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 社会編 吉崎正明先生池田良輔先生茂山起龍先生が担当します。
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国語算数理科

今回は、お子さんの“歴史ぎらい”を予防する方法を紹介します。

マンガや本に興味を持てないときは?

私は小学生のとき、父が読んでいたマンガ『島耕作』シリーズを、ヒマなときに勝手に引っ張り出して読んでいました。

そこには高校の「政治経済」の教科書に出てくるような細かい知識もあり、当時は半分も理解できていなかったと思いますが、それでも『島耕作』を通じて学んだ知識は、中学や高校の社会・国語の学習に活きていたと思います。

私のはあくまで一例ではありますが、もしかしたら親御さんが興味を持っているマンガや本、映像にお子さんも興味を持つかもしれません。とはいっても、親御さんのなかには「歴史にはどうも興味が持てない」「歴史マンガや本をじっくり読む時間がない」という方もいるでしょう。

 

そこでおすすめなのが、

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池田良輔

池田良輔

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SRP教育研究所 文系主任。既存の学習塾への疑問からSRP教育研究所の立ち上げに参画、文系代表を務める。教育哲学・教育社会学・教育史学等の複合領域が専門基盤。ある思想家の「消費者マインドの助長や蔓延が教育を危機に向かわせている」という主張に共感し、「学びの活性化」を授業の最重要目的として、チャレンジを続ける。長野県の喬木村出身で、「関東地区喬木村ふるさと会」幹事でもあり、東京の自治体や私学のお子さんの、自然体験を通じた豊かな学びの機会創出を画策中。