学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小5社会/江戸時代3】開国後の江戸幕府 ―― 幕府と薩長同盟|中学受験のツボ[社会編]

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2022年11月15日 吉崎 正明

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 社会編 吉崎正明先生池田良輔先生茂山起龍先生が担当します。
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国語算数理科

こんにちは、吉崎です。

今回のテーマは、開国後の江戸時代

1792年に根室に来たラクスマンをはじめ、当時は鎖国中でもたくさんの外国船が来ていましたが、もちろん鎖国中のため幕府はそれらには応じません。

しかし、1853年。いつも通り外国船がやって来たのですが、これまでの外国船とは明らかに様子が違ったのです……。

ペリー来航

1853年、神奈川の浦賀にペリーが来航します。大砲をボコボコ撃ちながら、4隻の軍艦、いわゆる「黒船」で接近してきました。

当時の人々はおどろき、幕府の人々も大慌て。

これまで外国船にしてきたように、今回も「さっさと帰れ!」と言ったらどうなるだろう……。
今回は大砲をお見舞いされるかもしれない。
うーん、何と言って帰ってもらおうか……。

悩んだ挙句、幕府がペリーに投げかけた言葉。それは、

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吉崎 正明

吉崎 正明

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現役塾講師。都内中学受験塾で社会・国語を担当。12年間在籍した大手進学塾では中学受験難関選抜ゼミ担当を歴任、社内数千名が出場する「授業力コンテスト全国大会」で優勝経験あり。その後家庭教師を経験し、2019年より現在に至る。指導方針は「正しい学習姿勢で、楽しく成績を伸ばす」。また、社会では「センス不要。イメージを作って考える」授業を実践しており、中学受験ナビでも「イメージで覚える中学受験歴史」を執筆。茨城県行方市出身。