【小5理科/化学】モノの温度による状態変化|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
今回は「モノの温度による状態変化」をまとめていきます。
たとえば、やかんでお湯を沸かすと注ぎ口から蒸気が出てきますよね。これは水が加熱されたことで温度が上がり、水から「水蒸気」へと状態が変化したことを意味しています。
このように、ふだんの生活のなかでモノの変化に触れることもあるでしょう。これからお話する内容が、お子さんと一緒に会話をするときの参考になれば幸いです。
モノの状態は「固体・液体・気体」の3つ
水は、モノの状態によって次のように名前がついています。
固体の状態 …… 氷
液体の状態 …… 水
気体の状態 …… 水蒸気
ちなみに水はその状態によって呼び名が変わりますが、状態が異なっても名前が変わらないモノのほうが実は多いんですね。
常温のときの状態で名前がつく
モノは、基本的には「常温(20℃)」のときの状態で名前がついています。たとえば「酸素」と聞くと気体を思い浮かべますよね。しかし実は「液体の酸素」も存在します。常温のときの酸素は気体なので、ピンとこないかもしれません。
二酸化炭素も気体として知られていますが、二酸化炭素が固体へと変化した「ドライアイス」も有名です。
金属の「アルミニウム」は約660℃で液体になりますが、常温では固体です。ですからアルミニウムは“固体の金属”として知られています。同じく金属の「水銀」は常温では液体のため、“液体の金属”として知られているのです。
状態変化の名前を覚えよう
固体から液体、液体から気体などに変化することを、モノの「状態変化」といいます。
それぞれの変化には名前がついているので、覚えておきましょう。
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