【小5算数/目安の値】答えはこれくらいかな? と大まかに予想してみよう|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは、杉本です。
今回のテーマは、目安の値の活用について。
中学受験の算数では、「このように答えを出す」という解法を一つひとつ身につけていき、正確に答えを出していく解き方が一般的です。しかしなかには「答えはこれくらいじゃないかな」と大まかに予想し、それから詳細に調べていくという、一見すると“雑な解き方”が有効な場合があります。
こうした問題は、はじめは答えまでの道筋が見えなくても、図や数字を書きながら試行錯誤できる子は答えにたどりつけることが多い一方で、多くの解法を身につけており、それを正確に使いこなすことだけに慣れている子は苦労してしまうことも。どう解けば良いのかわからず、手が止まってしまうからですね。
そこで今回は「答えの目安をつけることが有効な問題」について、ふたつの例題をもとにお話しします。
例題1(ちょうどの値にならない分数)
まずは、分数の問題を解いてみましょう。
すべての分数を小数に直して確認していくのは、ちょっと大変そうですね。そこで、まずは
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