【小4算数/数】小数と分数でつまずくポイント|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2023年2月27日
有賀隆夫
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 は杉本啓太先生と有賀隆夫先生が担当します。
- 算数以外の3教科はこちら -
髭之教育会代表の、有賀です。
3年生までの算数は、整数を使って解く問題が中心です。ところが4年生になると「小数」と「分数」という“壁”が登場します。
整数を学んでいたときは「たす、ひく、かける、わる」の意味を理解していたのに、小数と分数が勉強に加わってきた途端に混乱してしまう子は少なくありません。「小数は得意だけど分数は苦手」という言葉を何度も聞いてきました。
小数も分数も、子供にとっては未知の数字。そのため「小数と分数=特殊な単元」という捉え方をしてしまう子も多いようです。
しかしここでつまずいてしまうと、算数に対して苦手意識をもってしまいます。
整数も小数も分数も、すべて「数」であること。
まずはこのことをスタートに、4年生の学習を進めていきましょう。
小数でつまずくポイント
4年生が小数でつまずいてしまうポイントは、小数の四則演算です。
小数の四則演算
たし算・ひき算 → 小数点をそろえて計算する
かけ算 → 小数点以下の数字の個数で位取りが決まる
わり算 → 商を出すときと余りを出すときで小数点の扱いが変わる
特に「わり算の余り」は、6年生の子でもわかっていないことが多いです。できれば「なぜその計算方法になるのか」ということまで子供に説明してあげると、少数の四則演算の定着度はグンと上がります。
少数にはもうひとつ、つまずきポイントがあります。
それは
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とじる
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