【小4算数/約数】約数と約分のコツ|中学受験のツボ[算数編]
髭之教育会代表の有賀です。
2月から4年生の内容の学習が始まり、3ヶ月余りが過ぎました。
はじめのうちは、塾が終わる時間が遅くなり、眠くなってしまう子供も多く見られます。大変ですが、うまく生活リズムを整えて、がんばっていきましょう。
さて、4年生前期に学ぶ単元に「約数」があります。
約数とは「ある整数を割り切ることができる整数」のことです。6の約数は1.2.3.6となります。
約数は、算数を学ぶうえで、非常に重要な単元です。
そこで今回は、約数の実践的な扱い方について説明します。
2、3、5で割り切ることができる整数の性質を覚えよう
九九に出てくるような整数ならば、いくつで割り切れるかは比較的簡単に見つけられるでしょう。
ですが、九九には出てこない整数になると、約数を見つけるのが難しくなります。
そこで、「割り切れる整数(約数)の性質」を覚えましょう。
カリキュラムによっては、4年生で学ぶ単元ではありません。しかし、覚えておけば、約数を見つけるのが圧倒的に簡単になります。
2で割り切れる → 一の位が0であるか、2で割り切れる
3で割り切れる → 各位の和(合計)が3で割り切れる
5で割り切れる → 一の位が0か5である
たとえば、1230で考えてみましょう。
0 → 一の位が0なので「1230は2と5で割り切れる」
1+2+3=6 → 各位の和が3で割り切れるので「1230は3で割り切れる」
ということになります。
倍数の学習で学ぶことが多い内容ですが、約数にも使えるので、利用していきましょう。
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