
【小5理科/天体】日食と月食の同じところ、違うところ|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年5月17日
伊丹龍義
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、伊丹です。
今回は「日食と月食」について考えてみましょう。
両方とも、本当は明るく見えるはずのものが欠けて見える、という点では同じです。しかし起こる原理や、その起こりやすさは大きく異なります。
日食が起きる理由
問題:
日食はどうして起こるの?
太陽は「恒星」と呼ばれる種類の星で、電球のように自分で光を発しています。そして太陽からの光が地球に直接届くことで、私たちは「太陽を見る」ことができています。
ところが、太陽と地球のあいだに「月」が入ることがあります。すると月に邪魔をされてしまい、太陽の光が地球まで届きません。部屋の電球と自分のあいだにモノがあったとき、光を直接見ることができなくなるのと同じことですね。
太陽と地球のあいだに月が入ることにより、私たちが太陽を見ることができなくなってしまう現象が「日食」です。この状態を「地球が月の影に入る」と言うこともあるので、あわせて押さえておきましょう。
解答例:
太陽と地球のあいだに月が入ることで起こる(地球が月の影に入ることで起こる)
月食が起きる理由
問題:
月食はどうして起こるの?
太陽とは異なり、月は自分で光を発している星ではありません。それなのに、夜に月が光って見えるのはなぜでしょうか?
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