【小6社会/国際連合】国連に行くころだ? 国際連合の基本を押さえよう|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
5月下旬の時期的に、塾の授業では「国際社会」が扱われているかと思います。社会が苦手な子は、大変な思いをしているかもしれません。
そこで今回は「国際連合」について覚えておきたい“基本中の基本”をピックアップしつつ、わかりやすく解説します。
国際連合については以下の記事でもまとめているので、あわせて確認してみてください。
国際連合の本部・加盟国数
国際連合は戦後に発足し、本部はニューヨークに置かれています。
加盟国数は、2023年5月時点で193ヶ国です(発足時は51ヶ国)。
これらの知識はしっかりと覚えておきたいですね。お子さんとも確認してみてください。
国際連合の本部……ニューヨーク
加盟国数……193ヶ国(2023年5月時点)
ちなみに193ヶ国目として加盟したのは「南スーダン」です。
南スーダンはアフリカにある国ですが、アフリカは、ほかの地域と比べると加盟国数がもっとも多くなっています。
日本の国際連合加盟
日本は、戦後すぐに国際連合に加盟したでしょうか?
答えは「NO」ですね。
戦後まもなく、日本はアメリカを中心とした連合国軍に占領され、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が日本政府を通して“間接政治”をおこなっていました。
「サンフランシスコ平和条約」によって日本が独立を果たしたあと、国際連合への加盟を申請しましたが、ソ連が反対したため認められません。
国際連合加盟を果たしたのは、1956年に「日ソ共同宣言」が結ばれてからのこと。
「領土問題の課題はあるものの、いったんは仲良くしよう」と約束したことでソ連との関係が回復し、国際連合への加盟が実現したのです。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます