【理科/学習のコツ】理科の勉強法を4つ紹介! できるだけ丸暗記に頼らないで覚えよう|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、伊丹です。
理科は、一般的に「丸暗記が必要」、そして「丸暗記すればどうにかなる」と言われることが多い教科です。
しかし、そもそも丸暗記することは大変なこと。丸暗記をしても、テストの点数につながらないことも多々あります。
そこで今回お伝えするのは、効率よく知識を身につけられ、覚えた知識を活かしやすい暗記のしかたについて。「一問一答で丸暗記をしてきた」という子にぜひ試してほしい学習法を4つ紹介します。
- 自分の経験と結びつける
- 語呂合わせ
- 語源(意味)を調べる
- 写真を見る
1、自分の経験と結びつける
暗記をするときに最も効率的な方法といえるのが、自分の経験と結びつけること。たとえば「旅行先でこの岩を見たことがある!」といった経験が代表的ですね。
私たちの生活のなかにも、理科に関わることは多くあります。
国会議事堂の外壁は「花こう岩」でつくられていますし、多くの墓石も「花こう岩」でつくられています。ちなみに墓石の場合は「御影石(みかげいし)」と呼ばれることが多いようです。閃緑岩(せんりょくがん)や斑れい岩、安山岩なども墓石として使用されます。
閃緑岩はゲームの「マインクラフト」にも登場するので、ゲームを通じて知っている子も多いでしょう。
「名前を聞いたことがある」「見たことがある」というレベルであっても、自分が経験したことは記憶に残りやすいものです。
実際の経験と知識が結びついていると発展的な問題にも対応しやすいので、普段からさまざまなことを体験し、知識を結びつける“もと”となる経験を積んでいきたいですね。
2、語呂合わせ
次の表を見てください。
この表は、溶岩が冷え固まったときにできる「火成岩」を分類したものです。地下深くで固まる「深成岩」と、地表近くで固まる「火山岩」に分け、岩の色によって分類しています。
中学受験では定番の表ですが、表内の情報をひとつずつ覚えようとすると大変ですよね。
一方で、それぞれの“頭文字”を取って「語呂合わせ」で覚えるとラクです。多くの塾でも定番の教え方でしょう。
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