【小6理科/磁石】電磁石はどんなところで使われてる?|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年7月03日
伊丹龍義
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、伊丹です。
私たちの身のまわりにある多くの磁石は、“ずっと磁石であり続ける”ことから「永久磁石」と呼ばれます。
それに対して、電線を加工し、電気を流しているときだけ磁力をもつものを「電磁石」と呼びます。
電磁石は機械のなかにあることが多いので身近には感じにくいですが、永久磁石と同じように、実は私たちの身のまわりで多く使われています。
電気と磁石の関係
問題
電気を流すと、磁界はどのように発生する?
電気も磁石も身近な存在ですが、実はどちらもわかっていないことが多いです。
小6の段階では、まずは「電気を流すと、その周辺に磁石の力の空間(磁界)が発生する」という現象を理解しておけば良いでしょう。
電気をまっすぐに流すと、磁界は渦を巻くように発生します。
この渦の向きを求めるときに使うのが、テキストなどに出てくる「右ねじの法則」や「導線サンドイッチ」ですね。
右ねじの法則
直線の導線で電気の流れる向きに親指を合わせたとき、残り4本の指の向きが磁界の渦の向きを示す
導線サンドイッチ
方位磁針と手のひらで導線を挟んだとき、親指の向きがその場所の磁界の向きを表す
解答例
電気をまっすぐ流すと、渦を巻くように磁界が発生する
(別解)電気を渦巻き状に流すと、棒磁石と同じような磁界が発生する
コイルに電気を流すとどうなる?
問題
電線を渦巻き状にした「コイル」に電気を流すと、どんな磁界ができる?
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