【小5理科/化学】人類を救った? アンモニアの歴史を見てみよう|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年7月31日
倉石圭悟
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、倉石です。
中学受験において、酸素や水素に比べると、少し影が薄いアンモニア。
実はこの気体、多くの人々の命を救った歴史があるのです。
また、この話はアンモニアだけでなく、植物の「肥料の三要素」とも深く関わってきます。
ぜひ、お子さんとの会話に取り入れてみてください!
前提知識
最初に、この話の前提となる知識の説明です。
まずは、この話の主人公である「アンモニア」から。
中学受験で必要なアンモニアの性質は、以下のとおりです。
- 無色透明である
- 空気より軽い
- 鼻をつく刺激臭がする
- 水によく溶け、アルカリ性を示す
今回の話では、もう少し踏み込んだ知識が必要になります。
それは、アンモニアが「窒素」という元素を含んでいるということです。
元素とは、物質をつくるパーツのようなものですね。
アンモニアは「窒素」という元素を含んでいる
少し難しい話ですが、アンモニアは、それを構成するパーツとして窒素を含んでいます。
ここでいう窒素は、気体の窒素とは少し意味が違います。
簡単にいうと、「完成品」か「パーツ」かの違いです。
気体の窒素は、アンモニアと同じく完成品です。
一方で、ここでいう窒素は、物質をつくるパーツになります。
少しややこしい話になってしまいました……。
とりあえず、「アンモニアは、構成するパーツとして窒素を含んでいる」ということがわかっていれば、問題ありません。
アンモニアについての説明は以上です。
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とじる
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