【小5社会/古墳時代・飛鳥時代】古墳が築かれた意味を理解しよう!|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
歴史の勉強には慣れましたか?
歴史は、言葉を覚えること自体は暗記かもしれません。でも「歴史は暗記」と思わないことが大切です(普段、お子さんに「社会なんて覚えるだけだから!」とか言ってしまっていませんか?)。
ダイの大冒険、キングダム、ジョジョの奇妙な冒険のように、歴史にもストーリーがあります。
歴史だからこそ、ストーリー、流れを楽しんで勉強してほしいと思います。
今回のテーマは「古墳時代・飛鳥時代」。
古墳時代では、古墳がつくられた意味は何なのか。
飛鳥時代では、聖徳太子や中大兄皇子が何をおこなったのか。
これらに注目しながら学習すると効果的ですよ。
古墳とは何か?
まずは古墳とは何なのか、その定義を確認しましょう。
古墳
古代、土を高く盛り上げてつくった有力者の墓。現在では、墳丘をもつ墓は弥生時代にさかのぼることが判明したため、前方後円墳出現以降のものを古墳とよぶ。平面形により、円墳・方墳・前方後円墳・前方後方墳・双方中円墳・上円下方墳などとよび分ける。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
古墳とは、ただの墓ではなく「高く土盛りされた権力者の墓」なのですね。
古墳の形はさまざまありますが、上記のなかでも「前方後円墳」はかならず覚えましょう。
前が「方墳(四角)」、後ろが「円墳(円形)」です。
当時は、奈良の大和朝廷が権力の中心でした。
各地には、大和朝廷の古墳と考えられるものがいくつか存在します。
古墳時代の攻略のポイントは以下のとおりです。
- 大和朝廷の古墳を知る
- 各地にある大和朝廷の古墳が何を意味するのかを知る
古墳が築かれた意味
古墳は、権力者が生前から「おれの墓をつくれ!」と命令し、数年かけてつくらせることが一般的でした。
生きているものの墓をつくることは、現代では考えられないことです。古墳の大きさは、“権力者の力の強さ”ともいわれています。
まずは覚えてほしい古墳を、以下に挙げますね。
覚えてほしい古墳
大仙古墳(大阪府)
通称「仁徳天皇陵」。日本最大の古墳にして、世界最大級の墳墓。一帯は世界文化遺産に登録されている(百舌鳥・古市古墳群)
稲荷山古墳(埼玉県)
「ワカタケル大王」と刻まれた鉄剣が発見された
江田船山古墳(熊本県)
「ワカタケル大王」と刻まれた鉄剣が発見された
※ワカタケル大王は、当時の大和政権の権力者であった「雄略(ゆうりゃく)天皇」とされています
とじる
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