【小6理科/地層】地層がつくられた時代を測定する方法|中学受験のツボ[理科編]
「この化石は、いまから約100万年前の地層から見つかったものです」
このようなニュースを聞いたことがある子は多いと思います。
でも、その地層が100万年前のものだとわかったのは、どうしてでしょう?
地層がつくられた年代の調べ方を説明するのは、受験生にとっては難しいもの。保護者の方でもひと苦労するのではないでしょうか?
実際には、中学でも扱うことが少ないような難解なテーマです。ただし中学受験では発展的な内容として出題されることもあるので、ここで一緒に理解しておきましょう。
地層が新しいのはどっち?
問題
上にある地層と、下にある地層。新しいのはどっち?
まずは、地層間の新旧の見方を確認します。
地層は主に水中で、モノが積もる(堆積する)ことで形成されます。
基本的には、できている地層の上に次々とモノが積もっていき、地層になります。ですから、上にいくほど新しくできた地層ということです。
ただし、例外もあります。
地層に外から力が加わると、地層は波を打つように曲がります。このことを「しゅう曲(しゅうきょく)」といいますが、この結果として、部分的に地層の上下が入れ替わることがあるのです。
これは、地層の「逆転が起こっている」と表現します。
地層の問題をよく見ると「この範囲での逆転はないものとする」という表記がありますが、これは地層ができたときと同じく「上の地層が新しくできた」ということを表しているのですね。
解答
上にある地層(ただし、しゅう曲によって逆転することはある)
放射性物質
問題
放射性物質ってなに?
物質のなかには、壊れて「放射線」を出す力をもつものがあります。
このような物質を、放射性物質といいます。
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