【小5算数/約数】素因数分解を使った約数の数の求め方|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回のテーマは「約数の個数」です。
素因数分解を使った約数の個数の求め方の基本、それを使った応用問題について解説します。
約数の個数を求める方法は、公式を覚えている子はいます。
ところが、その理由を説明してもらおうとすると、意外にきちんと説明できない子も多い。そんな印象があります。
「場合の数」の考え方を使った公式の導き方も、しっかり理解しておきたいところですね。
今回は、まず約数の数の求め方の公式、その理由を解説します。
そのあと、公式の考え方を使った応用問題にもチャレンジしてみましょう。
素因数分解を使った約数の個数を求めてみよう
まずは、約数の個数を求める方法について解説します。
以下の例題を見てください。
例題1
240の約数の個数は何個ですか。
240の約数の個数を求めるとき、「すべて書き出す」という方法を使って解くこともできます。
それでも良いのですが、もうひとつ身につけておいてほしいのが「素因数分解を使った方法」です。
240を素因数分解すると、
720=2×2×2×2×3×3×5
となります。
つまり「2を4個、3を2個、5を1個」かけたものが720ということですね。
ここで注目してほしいのは、「2を4個以下、3を2個以下、5を1個以下の個数だけかけたもの」は720の約数となるということです。
たとえば、「2を3個、3を1個、5を0個かける」と、
2×2×2×3=24
となり、24という数字が求められます。これは、720の約数となります。
このように考えると、
とじる
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