【小6国語/学習のポイント】国語の成績が伸びる小学6年生がやっていること|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、松尾です。
小学5年生までとは違い、国語の発展的な力を身につける6年生の時期は、国語の学習に対する積極的な姿勢が必要です。
中学入試の国語の問題をなんとなく解くだけでも自然と身につくものではありますが、以下の3つを意識的に取り組んでいる子と、そうでない子では大きな差がつきます。
1、「読む力」が伸びる子
あらすじや要旨をまとめている
2、「解く力」が伸びる子
答え以外の選択肢についても考えている
3、「書く力」が伸びる子
本文中の“ヒント”をもとに記述をまとめている
Contents
「読む力」が伸びる子……あらすじや要旨をまとめている
「読む力」を高めるには、文章を客観的に捉えたうえで構造的に理解する必要があります。
文章を構造的に理解するというのは、たとえば論説文でいうと「問題提起」「具体例」「まとめ」といったかたちで、文章全体を内容ごとにブロックに分け、全体像を把握するということです。
この作業を早く、確実にできるようになると、文章を理解する力は大きく向上します。
文章を構造的に理解することができると「文章のパターン化」もできるので、主題や結論も読み取りやすくなります。
文章を構造的に理解するには、文章の形式ごとに以下のポイントをまとめる練習をしましょう。
<物語文>
- 場面
- 主題
<説明文・論説文>
- 対比
- 要旨
主題・要旨とは、著者が伝えたい内容のこと。
主題・要旨をまとめることで、共通点を理解し、文章を全体として捉えられるようになります。
文章を全体として捉え、ひとつの文章としてまとめることで、表面的な内容の理解だけなく、全体の構造を意識した内容の理解もできるようになりますよ。
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