【小6算数/規則性】規則性を見つけて、あとは書く!|中学受験のツボ[算数編]
髭之教育会代表の有賀です。
規則性の問題は、大きく分けてふたつの学力が問われます。
ひとつは並んでいる数字が持つ規則を見つけ出し、計算して問われている数字を出す学力。
もうひとつは、正確に数字を書き出していく学力です。
なんでも計算で出せば効率が良いわけではありません。
もちろん、考えることをすぐに放棄して、全部書き出せば良いわけでもありません。
最初に知識を使って、最後は書き出していく。
ふたつの力をうまく使って解いていきたい単元ですね。
そこで今回は、規則性の基本的な知識と、書き出していくときのコツを説明します。
Contents
まずは基本的な数列を確認しよう
本番の中学入試が近づいてきました。
焦りからどうしても、難しい問題を反復練習だけで、解決しようとしてしまいがちです。
複雑な問題を形だけ丸暗記しても、その問題しか解けません。2度目、3度目の過去問の繰り返しの場合、子供は解答を覚えてしまいます。
もし規則性が苦手なら、まずは「基本的な数列の確認」から入ることをおすすめします。
忘れていたり、そもそも最初から知らなかったりすることがあるからです。
基本となる数列は次の4つです。
1、等差数列 → 差が等しい数列
3,7,11,15,19,23……
2、三角数(和の数列)→ 1から□番目までの和の数列
1,3,6,10,15,21……
1
3=1+2
6=1+2+3
10=1+2+3+4
15=1+2+3+4+5
21=1+2+3+4+5+6
それぞれの数が、□番目までの和になっています。
たとえば5番目なら、1から5までの和で15になります。
3、四角数(平方数列)→ □番目の平方数の数列
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