学習 連載 中学受験のツボ[算数編]

【小6算数/立体図形】立方体の展開図に点の名前や切断線を加えるコツ|中学受験のツボ[算数編]

専門家・プロ
2023年11月12日 杉本啓太

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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国語理科社会

こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。

今回のテーマは「展開図」です。

 

  • 立方体の展開図に、頂点の名前を書いていく
  • 立方体を切断した切断線を引いていく

といった問題について解説します。

 

このタイプの問題は、得意な子であれば頭の中で立体を回転させたり、展開図を組み立てたりして解くことができます。

ただ、そのように感覚的に解く方法は、苦手な子もいるでしょう。

苦手な子は、手順をしっかり身につけておき、機械的に解けるようにしておくのがおすすめです。頭の中で立体を動かすイメージをつくるのが苦手でも、解くことはできるのです。

 

今回はまず、立方体について展開図に頂点の名前を描いていく方法について解説します。

そのあと、その展開図に切断線を描きこむコツをお話しします。

立体図形の展開図に頂点を書きこむ方法

まずは立方体の例題を使って「展開図に頂点を書きこむ方法」を解説します。

以下の例題を見てください。

例題1
以下の図は、立方体とその展開図です。展開図に、頂点の名前を書き入れなさい。

 

この問題のコツは「辺を共有する正方形に注目すること」です。

 

まず、下図のアの面について考えてみましょう。

 

 

この面は、正方形ABCDと辺DCを共有しています。そして、立体図形のほうを見ると、辺DCを含む正方形は、正方形ABCDと正方形DCGHのふたつしかありません。

つまり、アは正方形DCGHということがわかります。

 

また、立体図形の図から、正方形DCGHの4つの頂点を「D → C → G → H」の順で結ぶと、正方形が描けます。

展開図でも、面アの頂点を「D → C → G → H」の順番に指差し確認してみましょう。すると、頂点G頂点Hの場所がわかりますね。

 

 

説明を読むと難しいと感じる子も多いでしょう。でも、立体図形を見て「DCGH」と確認してから、展開図のほうでも「DCGH」と口に出しながら点を押さえていってみてください。

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杉本啓太

杉本啓太

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株式会社ORA-Trio代表。家庭教師。灘高校から東京大学理科二類進学、同大学農学部卒業。大学時代は社会教育団体にて子どもの教育支援に携わりつつ、家庭教師・塾講師としても活動。卒業後は外資・日系コンサルティングファームに勤務しながら、土日は家庭教師としての活動を継続。その後プロ家庭教師として独立。学科指導だけでなく、学習の計画策定・環境作り・親御様の関わり方・生徒の性格起因の課題など、抽象的な問題の整理と解決を得意とする。2023年2月、模試結果分析を中心とした家庭学習コンサルティングを手掛ける株式会社ORA-Trioを設立。