【小6社会/直前期のポイント】実力を100%発揮! 入試直前期の勉強で意識したいこと|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
6年生にとっては、いよいよ入試直前期となりました。
入試本番で実力を100%発揮できるよう、1日1日を大切にしてほしいと思います。
今回のテーマは、入試直前期の社会の勉強について。
まずは、以下3つの基本方針を意識しましょう。そのうえで、直前期を有意義に過ごすために心がけておきたいことを3つ紹介します。
- 自信をつける
- 「わかる」問題を、確実に「できる」ようにし、正答率を上げる
- 難問攻略は二の次。無理に詰め込もうとしない
新しい参考書・テキストは買わない
新しい参考書やテキストを買うなど、入試直前期は新しいものに手を広げるのはおすすめしません。
中途半端にしか終わらなかったときに、かえって焦りが生まれてしまうからです。
たとえば、四谷大塚の『四科のまとめ』、日能研の『メモリーチェック』、SAPIXの『コアプラス』、そしてこれらに準じる「まとめ系」のテキストは、内容の9割以上が重複しています。
問題の違いは多少あれど、本質的な役割は同じ。これらを1冊持っているのであれば、そのテキストを繰り返し確認し、使い込むことをおすすめします。
過去の受験生のなかには、1冊のテキストを4周も5周も仕上げる子もいる一方で、私が指示していない市販のテキストを何冊も併用している子もいました。
一見すると、気合いに満ちあふれた「テキストに何冊も取り組んでいる子」のほうが伸びそうな気がしますが、実は「1冊のテキストを使い込んでいる子」のほうが伸びる傾向にあります。
何冊ものテキストを中途半端に解き、直しもおろそかな学習は、知識も定着しにくいものです。
新しい参考書・テキストは買わずに、お子さんには“いつものテキスト”を使って、知識の定着に力を入れるように伝えてあげてください。
使ってきたテキストの復習をする
入試直前期は、これまで使ってきたテキストの復習にも力を入れましょう。
入試直前期の基本方針は、自信をつけること。
『四科のまとめ』などの総まとめのテキストは、すでに2~3周終えているはずなので、正答率も上がっているでしょう。思ったとおりに知識の確認ができると、子供の自信につながります。
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