【小4社会/食料自給率】外国から買っている食べ物はどれくらいある?|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
4年生のテキストでは、「食料自給率(国内のみで食料をまかなう割合)」は独立した単元として扱われないことがあります。
ただし、農業の種類別の各単元では触れられている内容ですし、中学入試では頻繁に出題される項目です。時事問題や資料を読み取る問題も多く、応用力や思考力を試されるケースも少なくありません。
生産物の自給率はさまざまな算出方法がありますが、中学入試では「カロリー換算」によって算出されたものを題材に出題されることが多いようです。
そこで今回は、各生産物の自給率(カロリー換算)が何%かを紹介しつつ、自給率が低いことで起きる問題についても解説します。
Contents
日本の食料自給率
まずは、最低限押さえておきたい「日本の食料自給率」から見ていきましょう。
100%に近い……米・たまご
80%くらい…野菜
50%くらい……肉・魚介類
40%くらい……食料全体・果物
10%くらい……大豆・小麦
※2021年時点のデータ
食料自給率が100%に近いもの:米・たまご
米とたまごは、ほぼ100%国産です(たまごかけご飯は、純国産である可能性が高いということですね)。
米は、その年の気候によって生産量が多少変わるので、食料自給率の折れ線グラフの形が「ギザギザ」しています。
一方で、卵は年によってあまり変化がないので「ほぼ直線」です。
食料自給率が80%くらいのもの:野菜
野菜も、自給率が比較的高くなっています。“新鮮さが命”ですからね。
それでも20%ほど輸入しているのは、輸入された野菜のほうが値段が安いからです。
とじる
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