学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小5理科/地学】時間の流れには向きがある?|中学受験のツボ[理科編]

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2024年1月12日 倉石圭悟

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
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国語算数社会

こんにちは、倉石です。

いきなりですが、「再生ボタン」と聞いてどんな形を思い浮かべますか?

 

多くの方が、「▶︎」のような形を想像すると思います。

では、なぜ再生ボタンは右側を向いているのでしょうか?

 

それは「時間は左から右に進むもの」という共通認識が私たちのなかにあるからです。

諸説ありますが、この「時間の流れの向き」には太陽の動きが関係しているともいわれています。

 

今回は、太陽の動きと関連付けながら、「時間の流れの向き」が左から右になった理由を説明していきます。

1日の太陽の動き

まずは、1日の太陽の動き(日周運動)を見ていきましょう。

ここでは、北半球の話に限定して説明します。

 

北半球では、太陽は東の空から昇り、南の空を通って、西に沈みます

これは、地球の自転によるものです。

地球は、北極側から見て、反時計回りに自転しています。方角で言うと、西から東です。

 

ここでポイントなのは、地球から見える太陽の動きと、地球の自転が逆向きということです。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

自分とは反対の向きに動く

では、実際に体験してみましょう。

画面から一度目を離して、少し遠くにあるものを見てください。時計でもカレンダーでも、外出中の場合には建物や看板でも構いません。

そして、自分の体を右から左に回転させてみましょう。

 

すると、見ていたものは左から右に動いて見えるはずです。

自分の体は右から左に動いているのに、見ていたものは左から右に動きましたね

 

太陽の動きと地球の自転の向きが逆になるのも、これと同じ理由です。

あなたを地球に、見ていたものを太陽に置き換えると、これとまったく同じことが起きます。

このような理由で、太陽は東から西に動いて見えるのです。

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倉石圭悟

倉石圭悟

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Webメディア「ホンネで中学受験」スタッフ、個別指導塾Growy講師。大手集団塾、大手個別指導塾、家庭教師などで小学生から高校生までの指導を経験。「生徒一人一人の幸せのために」をモットーに、算数・理科を中心に指導をしている。何度スベっても動じない鋼の心臓の持ち主。趣味は野球、作詞作曲、料理