学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小5国語/学習のポイント】新5年生は「解く力」を伸ばそう|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2024年2月18日 松尾吉久

0
保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 国語以外の3教科はこちら -

算数理科社会

こんにちは、松尾です。

今回は新5年生の子に向けて、5年生のうちに伸ばしておきたい「解く力」についてお伝えします。

「解く力」を優先しよう

中学受験の国語で合格点をとるには、次の3つの力をバランスよく持っておくことが重要です。

  • 読む力
  • 解く力
  • 書く力

 

この3つの力は、どの学年でも伸ばしていく必要があります。

とはいえ、学年や国語力によって、どの時期にどの力を伸ばすことを意識すれば良いかは異なります

具体的には、学年ごとに以下のように意識しておくと良いでしょう。

4年生 →「読む力」を伸ばす
基本的な学力を身につける時期

5年生 →「解く力」を伸ばす
問題なく文章を理解できるようになる時期

6年生 →「書く力」を伸ばす
発展的な国語の力を身につける時期

 

5年生は「解く力」を伸ばすことを意識して学習を進めると、国語力を効率よく身につけられます。

なぜなら国語の問題文を読むことに慣れ、内容の理解をしっかりできるようになることで、論理的に問題を解けるようになるからです。

「解く力」を伸ばすために取り組みたいこと

これから国語の問題を解くときは、次のふたつをぜひ加えてみましょう。

  1. 解いた問題の「種類分け」
  2. 答えの根拠(理由)を確認する

これらを習慣化できると、「解く力」を効率よく高められますよ。

続きは会員の方のみご覧いただけます

0
松尾吉久

松尾吉久

  • 専門家・プロ
  • この記事の著者

進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。