学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/文章読解】文章を正確に読むには? 6つのステップをもとに読解力を高めよう|中学受験のツボ[国語編]

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2024年2月26日 住岡大輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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算数理科社会

こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。

新6年生の子には、長い文章読解や、テーマ別演習、過去問などが待ち受けていますが、文章の読解の仕方をマスターしておかないと、これらに太刀打ちできなくなってしまいます。

そこで今回は、文章を正確に読むための6つのステップを紹介します。

それではいきましょう!

保護者の方に取り組んでほしいこと

お子さんが文章を正確に読むために、まず保護者の方に取り組んでほしいのが「観察」です。

仕事をしている方は理解しやすいと思いますが、現状の把握をしないことには、次のステップへと進んだり、的確なアドバイスを送ったりすることは難しいですよね。

これは、学習においても同じことです。

子供の学習状況を把握することが、改善点を見つけ、アドバイスをすることにつながるので、ぜひお子さんの読解の様子を「観察」してほしいと思います。

文章を正確に読むための6ステップ

私が初回の授業や、2回目の授業でおこなうことをもとに、6つのステップに分けて「観察方法」を紹介します。

  1. 本人にヒアリングをする
  2. 得意な文章・テーマを題材に、普段どおり解かせる
  3. 解いているときの取り組み方を観察する
  4. 観察で気になったことを、解き終わったあとに訊いてみる
  5. 文章解説、丸付けをしながら、観察の中で最優先で直すべきことを伝える
  6. 伝えたことを意識しながら、もう一度解く

 

ステップ1:本人にヒアリングをする

保護者や先生が考えていることと、子供が考えていることにズレがあるケースは少なくありません。

そのため、まずは子供へのヒアリングをもとに、そのズレをしっかり埋めましょう

 

解いた問題や、その答案、模試の結果などから読解力を客観的に判断することも大切ですが、それにもまして子供本人への「意識の確認」は欠かせません。

たとえば、模試の物語文ではあまり点が取れていないのに、「話自体は興味を持って読めていて、子供なりには理解ができているつもりでいる」といった場合には要注意です。

ステップ2:得意な文章・テーマを題材に、普段どおり解かせる

ヒアリングをもとに、

  • 説明文と物語文なら、どっちが得意そうか
  • 説明文のなかでも、どのジャンルが得意か

といったことを見極めましょう。

そのうえで、普段どおりに解かせてみてください

 

ここで大事なのは、苦手な文章ではなく、「得意」な文章を題材にすること。得意なものは子供のモチベーションが下がらずに済み、「解けない・できない」という先入観も軽減できるからです。

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住岡大輔

住岡大輔

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NPS成田予備校講師。個別指導Axisで指導スキルを磨き、中学受験から大学受験までの国語・社会を担当。中学受験では偏差値30台の生徒から偏差値60台の生徒まで幅広く経験。現在は、NPS成田予備校にて国語・社会を中心に指導。国語は「必要のない言葉は文章にない」「文法を使って読んでいこう」をキーワードに、文章を忠実に読む細かな読解法を実践。生徒を第一に思った指導方針でとことん生徒に付き合っていく熱意も持ち合わせている。それぞれの生徒に合わせた指導法で成績アップ、志望校合格へ導いてきた。