【小5理科/地震】これまでに起こった地震を見てみよう|中学受験のツボ[理科編]
日本はよく「地震が多い国」といわれます。
では、ほかの国と比較すると、地震はどれくらい多いのでしょうか?
そして日本では、地震はどれくらい起こっているのでしょうか?
今回は「日本の地震」に焦点を当てて解説します。
日本の地震は何番目に多い?
問題
世界の国のなかで、日本は何番目に地震が多い?
どの大きさの地震を計算するかによって順位は異なりますが、今回は「M(マグニチュード)5.5以上」の地震が起きた回数を国別に比較したデータ*を参照します(1980年から2000年まで)。
これによると日本では、M5.5以上の地震が年平均「1.14回」起こっており、世界では4番目の多さです。
1位は中国の「2.10回」、2位はインドネシア、3位にイランが続いています。
ちなみに中国は面積が広いため、回数が多くカウントされてしまうこともあり、地震の起こりやすさを「面積当たり」で数える場合もあります。
この場合だと、日本は6位です(1位はコスタリカ)。
いずれにしても、日本は「世界トップクラスで地震が多い国」ということは確かなようです。
*国連開発計画(UNDP)「世界報告書 災害リスクの軽減に向けて ――開発に課せられた課題」
解答
4位(回数)
6位(単位面積当たり)
※M5.5以上/1980年~2000年
震度1以上の地震は何回起きている?
問題
1年間に、震度1以上の地震は日本で何回くらい起きている?(2023年)
揺れを感じられる「震度1以上」の地震を観測できた回数を数えてみると、日本では2023年に2227回の地震が起こっています*。
日本全体で見ると、1日に6回以上地震が起こっているということです。
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