【小6社会/地方自治】地方公共団体の役割は? 直接請求権は「分数」を攻略しよう|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
今回は「地方自治」をテーマに、地方公共団体の役割や、直接請求権などについて解説します。
地方公共団体
私たちが住む都道府県や市町村には、地方の政治をおこなう「地方公共団体」があります(東京23区は「特別区」と呼ばれ、市町村と同じように地方公共団体があります)。
私たちの生活は、地方公共団体ではたらく公務員のサービスによって支えられています。
市町村の仕事は、道路や上下水道の整備、消防、ごみの収集や処理、小中学校の建設など多岐にわたります。
都道府県も、道路や上下水道の整備、都道府県立高校の設置などをおこなっています。
私たちが納めた税金や、地方交付税交付金(※)、ふるさと納税などを使って、上記のようなことに取り組んでいるんですね。
※税収の少ない地方公共団体に国が支援する、使い道が決まっていないお金
ちなみに、ふるさと納税は「返礼品」に目がいきがちですが、納税されたお金が地方自治にしっかり役立てられていることも知っておきましょう。
地方公共団体によっては、ふるさと納税で返礼品を選ぶときに「税金の使い道」のアンケートが出てくるので、お子さんと一緒に返礼品を選んでみると勉強になるかもしれませんね。
民主主義の学校
国の政治とは異なり、地方自治は住民に身近な問題に取り組んでいます。
身近な問題は住民にとってわかりやすいこと、そしてその問題に取り組むことで政治のさまざまな仕組みを学べることもあり、地方自治は「民主主義の学校」とも呼ばれています。
民主政治を学ぶうえで、ぴったりな表現ですよね。
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