【小6社会/国際紛争】世界経済にも影響? 戦後の国際紛争の基本知識をおさらい|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
今回のテーマは「国際紛争」。
昨今は、ロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエルによるガザ地区侵攻に関するニュースが多く報道されています。
物価高をはじめ、世界経済へも影響していますよね。
中学入試の時事問題では、ロシアはもちろん、ウクライナ・イスラエル・ガザ地区などの名前や、位置などを問われる可能性が高いです。
「どうして侵攻しているのかな」「早く戦いが終わるといいね」といった会話からで構わないので、国際紛争についての報道を素通りせず、お子さんとぜひ会話をしてほしいと思います。
今回は基本知識を中心に、戦後の国際紛争について確認します。シンプルにまとめましたので、お子さんとリラックスして読んでみてください。
中学入試で覚えておきたい国際紛争
中学入試の対策としても重要な、第二次世界大戦後の国際紛争の事例を紹介します。
朝鮮戦争
朝鮮戦争は、1950年~1953年に、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国によっておこなわれた戦争です。
北緯38度線を境にして…
北側:朝鮮民主主義人民共和国
南側:大韓民国
敗戦後の日本は日本国憲法によって平和主義を約束しているため、軍隊は持たず、この戦争に参加することはありませんでした。
でも、海のすぐ向こう側では戦争をおこなっている状況なので、ヒヤッとしてしまいますね。
そこで、自衛隊の前身となる「警察予備隊」を結成します。警察予備隊の仕事は、日本の防衛と治安を守ることです。
また、日本からはアメリカ軍が朝鮮半島に向かっており、戦争に参加しているため、軍需品(軍服・鋼材・コンクリート材料・食料品など)の注文をたくさん受けました。
この影響で、日本は好景気となります。これを「特需景気」といいますね。第一次世界大戦の「大戦景気」と間違えてしまう子が多いので注意が必要です。
軍需品は、ほかにはない“特別な需要”のため、特別な需要の景気ということで「特需景気」と覚えましょう。
中東戦争
中東戦争は、戦後に建国されたイスラエルと、アラブ諸国による戦争です。
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