【小5理科/天体】ベテルギウスってどんな星? ―― ひとつのことを調べてみよう(天体編)|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、伊丹です。
中学受験のテキストによく出てくる星座に「オリオン座」があります。
そのオリオン座のなかで、特に目立つ赤っぽい星が「ベテルギウス」です。
よく見る星の並びでは、ベテルギウスはオリオン座の左上にありますよね。そして星の明るさを表す等級は「1等星(1番明るい等級)」のため、空全体で見ても明るく見える星のひとつです。
今回は、ベテルギウスの特徴を詳しく見ていきましょう。
この記事を通して、ひとつのことを徹底的に調べる大切さと楽しさも知ってもらえたら嬉しいです。
▼ひとつのことを徹底的に調べるシリーズ
【小5理科/生物】意外と知らない「イチゴ」のひみつ ―― ひとつのことを調べてみよう(植物編)
ベテルギウスはいつ、どの方角に見える?
問題
ベテルギウスは、何時ごろ、どの方角に見える?
ベテルギウスは、夜空に見える星々や太陽と同じ「恒星」で、地球や月と違って移動していません。
ところが、私たちがいる地球が動いているので、私たちからはベテルギウスが動いているように見えます。
その動きは、基本的には太陽と同じです。東の空から昇ってきて、南の空を横切り、西の空に沈む、という動きですね。
ベテルギウスがある「オリオン座」は冬の星座で、冬にはちょうど太陽と逆に動きます。
つまり、太陽が沈む“日の入り”のころに、東の空から昇ってきます。その後、真夜中に南の空を横切り、“日の出”のころに西の空に沈むのです。
ところが地球の公転の影響で、季節によって動きが変わってしまいます。おおまかには1日で約1度ずつ先に進むようになるため、秋になるころには、ちょうど90度先に進むようになるのです。
このため、太陽が沈むころに南の空、真夜中に西の空に沈むようになります。
解答例
冬は日の入りのころに東、真夜中に南、日の出のころに西に見える
ベテルギウスの大きさ
問題
ベテルギウスの大きさはどれくらい?
ベテルギウスは、想像以上にすごく大きな星です。
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