
【小4算数/等差数列】答えを出すことより、まずは計算方法を理解しよう|中学受験のツボ[算数編]
髭之教育会代表の有賀隆夫です。
6年生が意外と苦手な単元に「規則性の問題」があります。苦手に感じてしまう原因としては、4年生のときに最初に学ぶ「周期」や「数列」をおざなりに進めてしまったことが考えられます。
6年生で取り組む規則性の問題は、4年生で学んだ「基本の数列」を利用して難しい問題を解くことになりますが、この「基本の数列」をうまく扱えずにチンプンカンプンになってしまうのです。そのため、4年生で学ぶスタートの段階から規則性をぜひ得意な単元にしてほしいですね。
今回は、規則性のひとつ「等差数列」についてお話しします。
Contents
答えが出るから良しとしない
等差数列とは、漢字の意味のとおり「等しい差で変化する数列」のことです。
たとえば
2、5、8、11、14……
のように並んでいる数列ですね。
この場合は「3ずつ増える数列」になっています。
子供にとっては、並んでいる数字の差に注目することは難しくないようです。「この数字の規則ってなに?」と聞くと、ほとんどの子が「3ずつ増えてる!」と答えます。
次に「10番目の数字は何になるかな?」と聞くと、しばらく考えて、
17、20、23、26、29
と続きを全部書いて答えを出す子供がほとんどです。3ずつ増えるだけなので、当たり前の行動ともいえますね。
そこで、こう質問してみます。
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