【小5社会/明治時代1】明治スタート期 ―― 代表的な出来事を押さえよう |中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
私が担当してきた回では「江戸時代」の流れを追ってきましたが、いよいよ江戸時代も終わり、ゴールが見えてきました。
お子さん、江戸時代の復習はバッチリですか?
今回のテーマは、明治時代。内容が濃く、覚えることがたくさんある時代なので、まずは3つの時期に分けて整理するのがおすすめです。
■スタート
明治維新(明治政府によるルールづくり)
■前半
国内政治中心(自由民権運動や国会開設など)
■後半
外国とのやりとり中心(条約改正と戦争など)
明治時代の「スタート期」
では明治時代のスタート期について、ポイントを整理していきます。明治時代前半より前の「スタートライン」というイメージを持つとわかりやすいですよ。
薩長などを中心とした明治政府が江戸幕府を倒して政治デビューを果たしましたが、生まれたばかりの明治政府は、仕事や土地の管理方法といった細かいルールを一から考える必要がありました。この時期がスタート期です。会社を新しく設立するようなイメージですね。
そしてルールをつくり、これまでの政治を変えよう! という動きが「明治維新」と呼ばれました。
五箇条の御誓文と、五榜の掲示
明治政府が発表したもののなかで、特に覚えてほしいのが次のふたつです。同時期に発表され、名前も似ていますが、内容はまったく異なるので注意しましょう。
五箇条の御誓文……明治政府の基本方針
五榜の掲示……民衆に対する禁止令
五箇条の御誓文
明治政府の基本方針として出された「五箇条の御誓文」では、主に次のようなルールが発表されました。
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