
【小5理科/化学】モノがあたたまる原理|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
今回は「モノがあたたまる原理」についてまとめていきます。
モノが「あたたまる」とは?
モノに熱を与えると、その部分を中心に同心円状に熱が伝わります(円が広がるように伝わる)。このとき、熱はモノのなかを温度の高いほうから低いほうへと移動します。このことを「熱伝導」といいます。熱の伝わりやすさは「熱伝導率」と呼ばれます。
マンホールは金属でできていますが、夏になるとメチャクチャ熱くなりますよね。裸足で乗るとやけどしてしまうでしょう。しかし運動場で裸足で遊んでも、マンホールの上ほどは熱さを感じないはずです。
夏のマンホールが熱くなるのは、太陽の熱が伝わりやすいことが要因です。金属は熱伝導率が大きいので熱くなりやすいのです。
たとえばカップのアイスクリームを食べるとき、はじめはアイスが固まっていて食べにくいですが、このとき木のスプーンより、アルミニウム製のスプーンを使うとアイスが溶けやすいです。アルミニウムは熱伝導率が高く、手の熱が伝わりやすいからですね。
ちなみに鉄とアルミニウムでは、アルミニウムのほうが熱伝導率が高いです。同じ金属でも熱伝導率は異なる、ということも押さえておきましょう。
金属が冷たく感じる理由
鉄棒に触れた瞬間、冷たく感じますよね。これは
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