【小5国語/説明文】「言い換え」をマスターしよう|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
小5も後半に差し掛かると、文章題の内容が徐々に長くなり、読解が難しくなってきているかもしれません。
6年生になると内容がさらに高度になるので、お子さんの読解力に不安を感じている親御さんも多いと思います。
苦手な文章ジャンルも明らかになってきているかと思いますが、特に「自然科学」「哲学」「文化論」など、説明文の得点率が下がっていませんか?
そこで今回は、6年生以降の学習でも必要な“技術”かつ、説明文を読み解くうえでも大切な「言い換え」についてレクチャーします。
「言い換え」をマスターできると、一見すると理解が難しい文章もスラスラと読めるようになるのでぜひ押さえておきたいですね。
それではいきましょう!
文章中の「言い換え表現」
まずは、文章のなかに登場する「言い換え表現」を押さえましょう。
内容がわかりにくいから、といって読解を諦めてしまうのはもったいないので、もう少し先まで読みつつ、まずは「言い換え表現がないか?」とチェックするようにしてください。
たとえば、以下の表現が出てくることがありますよね。
- つまり
- ようするに
- すなわち
これらの表現が出てきたら、その前後の内容は同じ(イコール)で、前の内容を別の内容に言い換えている、ということを意味します。
<例文>
私は、チョコレートやケーキ、フルーツが大好きだ。
つまり、甘いものが大好きなのだ。
■文章の構図
チョコレート・ケーキ・フルーツ=甘いもの
「つまり」「ようするに」などが多く使われる場面としては、筆者独自の表現をしたときが挙げられます。
読者にとってわかりにくいだろうな、と思ったときに、自分の考えをより伝えやすくするため、読者がイメージしやすい内容に言い換えるときによく使われます。
「言い換え問題」を解くためのポイント
「傍線部~~~とは、どういうことか」という問題など、テストや入試のなかでも「言い換え」を問われることがあります。
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