【小4国語/テストのポイント】成績アップにつながるテストの解き方|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、松尾です。
3学期が始まり、4年生としての学習も最終段階に入りました。次の学年に向け、テストの点数がより気になる時期ですよね。
しかし、これから時間をかけて国語力の向上を目指していく4年生は、受験を目前に控えた6年生とは違い、目先の点数以上に重視したほうが良いことがあります。
そこで今回は、中学入試の国語で合格点をとるために意識しておきたい「次につながるテストの解き方」をお伝えします。
私自身のこれまでの指導経験や、成績データの分析をもとに導き出した「成績アップにつながるテストの解き方」を紹介しますので参考にしてみてください。
Contents
もったいないテストの解き方
まずは、もったいないテストの解き方を3つ紹介します。
- カンや、なんとなくでも、とにかく空欄を埋める
- 問題文全体を読まずに解く
- 記述問題で、傍線部の前後を書き抜くだけの文を書く
もったいない解き方[1]カンや、なんとなくでも、とにかく空欄を埋める
目先の点数を優先するのであれば、空欄はつくらず、すべての解答欄を埋めることを考えたほうが良い場合もあるでしょう。
しかし4年生の段階では、むしろわからない問題は空欄のままにしたほうが良い場合もあります。一度正解してしまうと、それをカンや、なんとなくで答えたのかどうかわからなくなるケースが多いからです。
もったいない解き方[2]問題文全体を読まずに解く
時間内に問題を解き切るためには、問題文は全部読まず、まずは傍線部など、問いに関連する部分だけを読んで解答することもあります。
もともと読書が好きで、日頃から文章を良く読んでいる子はそれでも良いかもしれませんが、読書量が少ない子にはおすすめできません。
「集中した状態で文章を読む」という、重要な機会を逃してしまうからです。
もったいない解き方[3]記述問題で、空欄の前後を書き抜くだけの文を書く
目先の点数を優先するあまり、テストではとにかく空欄をつくらないように指導されることもあるでしょう。
そのため記述問題でマスを埋めるために、傍線部の前後をそのまま書き抜いて解答を作成する生徒が少なからずいます。
ただ、まずは目先の得点よりも、基本的な記述問題の解き方を身につけるべき。こうした「書き抜くだけ」の解き方は、小学4年生にはマイナスに働くことがあります。
自分が解けない問題を正しく把握するためには、間違えることも重要です。テストで「✕」がつき、間違ったということを意識できるからこそ、改善につなげられるのです。
成績アップにつながるテストの解き方
次に、成績アップにつながるテストの解き方をお伝えします。
- ◯△✕などの印をつけ、見直しの優先度を明確にする
- 文章全体を読んでから問題を解く
- 根拠をしっかりと探したうえで、記述問題を埋める
とじる
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