【小4社会/ごみとくらし】分別と3Rをわかりやすく解説|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
塾では、いよいよ4年生の学習がスタートしましたね。
社会の学習もスタートしましたが、社会の学習は「暗記をガチガチにおこなう」のではなく、「イメージができ、わかりやすく楽しいもの」でありたいですよね。
私は、「世の中で出会う、すべてのことが社会科である」と考えています。
ニュースを見たり、スーパーに行ったときに食材の生産地を見たり、レジでお会計をしたり、電車やバスに乗ったり ――。
こうした普段の生活にも、社会の学習のヒントがあふれています。
ということで「中学受験のツボ 社会編」では、これからも「社会は楽しい」ということが伝わる記事をお届けしていきます。
今回のテーマは、環境とくらし。
「分別」や「3R」という言葉を、一緒に確認していきましょう。
ごみの分別
ご家庭では、ごみの分別はしていますか?
燃えるゴミ・燃えないごみ・かん・ビン・ペットボトルなど、種類ごとに分けることを「分別」といいます。
ごみの分別って、地域によってルールが違うんですよね。
たとえばプラスチック容器は、どの種類のごみだと思いますか?
実は「容器包装プラスチックごみ」としている地域もあれば、「燃えるごみ」として処理する地域もあるみたいです。
こうした違いが生まれる理由としては、ごみ処理施設の設備環境が地域ごとに違うから、ということがひとつの要因として挙げられます。
燃やしても有害な物質を発生しないような設備を整えている地域であれば、燃えるごみとして処理できるモノが多くなります。一方、そうでない地域ではできる限り細かく分別しているようです。
ちなみに、私は引っ越しを数回経験していますが、地域間の「ごみ出しのルール」の違いに毎回驚きます。
引っ越してから数週間はごみの出し方を勘違いして、マンションの掲示板に「ごみの分別が正しくできていない人がいるようです」という貼り紙を貼られたことも……。反省。
地域によっては、ごみ袋を指定する場合もありますね。そういった工夫を地域ごとにすることで、ごみを適切に処理しているのです。
ごみの分別のルールに関しては、ほかの地域と比較してみるとおもしろいかもしれませんね。
また、ごみ出しのルールは「条例(地域ごとに決められたルール)」などで定められています。
「条例」という言葉は社会の学習のなかで今後も出てくるので、お子さんと確認してみてください。
3つのR
私たちが生活していると、どうしてもごみが出てしまいます。しかし地球や環境のことを考えると、できる限りごみを出さない工夫や心がけが必要です。
その合言葉として知られているのが、3つのR。
通称「3R(スリーアール)」と呼ばれているものですね。
・Reduce(リデュース)…… ごみの量を減らす
・Reuse(リユース)…… くり返し使う
・Recycle(リサイクル)…… 回収したごみを別のものとして再利用する
とじる
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