【小5社会/水産業】沿岸漁業・沖合漁業・遠洋漁業は「距離」で区別しよう|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
いよいよ塾では、5年生の学習がスタートしたことでしょう。
4年生と比べ、5年生の社会は「ボリューム満点」です。慣れるまで大変かもしれませんが、楽しくイメージし、楽しく家庭学習をしてほしいと思います。
苦しさではなく、楽しい気持ちが大きくなるように、こちらの「中学受験のツボ」でも楽しく読める内容をお届けしたいと考えています。
さて、今回のテーマは「水産業」。
学んだことをお子さんに聞いてみたり、これからお伝えする内容を話してあげたりしつつ、水産業が身近な存在であることを感じ取っていきましょう。
食卓に魚料理を並べて、漁業の勉強のきっかけをつくってあげても良いですね。
漁業の種類
まず、漁業の種類について確認しましょう。
漁業の種類は、領土から近い順に「沿岸漁業 → 沖合漁業 → 遠洋漁業」と分かれています。
「遠くへ行く漁業であればあるほど、大きな魚がとれる」というイメージを持つと良いでしょう。
また、◯◯漁業の「◯◯」に注目すると、その漁業の特徴が理解しやすくなります。
沿岸漁業
沿岸漁業は、12カイリ以内の領海内でおこなう漁業です。
沿岸は「岸に沿って」と書きますよね。実際、3つの漁業のなかではもっとも近い範囲で漁がおこなわれます。
沿岸漁業では、1日などの短いあいだにイカやタコ、アジやヒラメなどをとります。
ちなみに、アジの旬は春から夏といわれています。アジといえば、フライ、刺し身、アジのたたきなど ――。私も大好きです。
沖合漁業
沖合漁業は、200カイリ以内の「排他的経済水域内」でおこなう漁業です。
「沖=岸から遠く離れた場所」ということから、沖合とは「岸から遠く離れた場所のあたり」という意味を指す言葉です。
200カイリは、約370km。東京から京都までの直線距離とほぼ同じです。かなり遠くまで漁に行くことがイメージできますね。
このような長距離を船で移動するため、
とじる
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