【小6社会/日本国憲法】日本国憲法の「三大原則」を解説|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
歴史の学習が一段落し、6年の社会ではいよいよ公民の学習が始まりますね。
公民は馴染みがないようにも感じますが、実は私たちの生活と密接に関係しており、現代の社会を形づくっています。
「社会は全体的に難しいけど、公民だけはちゃんとわかる」と話す教え子がいるように、仕組みさえ押さえれば、ここまで理解しやすい分野はない、と私は考えています。
それだけ公民は、社会が苦手な子にこそ“武器”にできるチャンスがある分野です。
今回のテーマは、日本国憲法。
特に「三大原則」について解説します。
Contents
国の最高法規
日本国憲法は「国の最高法規」といわれています。
最高法規とは“最高のルール”ということなので、ほかの法律をつくるときは憲法に違反してはいけません。
たとえば学校で、「雨が降っているけど、今日の休み時間は外で遊ぼう」と友達と話していたとします。
しかし「雨の日は外で遊んではいけない」というルールが学校にあったら、どうでしょうか?
もちろん、外で遊ぶことは認められません。
「友達と約束したルール(ここでは法律)」は、「学校のルール(ここでは憲法)」に反するため、認められないのです。
このように考えると、イメージしやすいですよね。
日本国憲法の三大原則
日本国憲法は「ドイツのワイマール憲法」を参考にしており、前文と、11章103条で構成されています。
日本国憲法の三大原則は、次の3つです。
1、国民主権
主権(最終的に国のあり方を決める権利)は国民にある
2、平和主義
戦争を起こすことはできない
3、基本的人権の尊重
人はみな生まれながらにして人権(人としての権利)が尊重される
では、国民主権と平和主義について確認していきましょう。
基本的人権の尊重については、以下の記事を参照してみてください。
とじる
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