【小6社会/内閣】内閣のイメージをわかりやすく解説|中学受験のツボ[社会編]
専門家・プロ
2024年3月31日
吉崎 正明
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 社会以外の3教科はこちら -
こんにちは、吉崎です。
今回のテーマは「内閣」。
テレビやニュースを見ると、政治家が取材を受けている様子がよく映し出されますよね。でも「政治家ってどんなことをしているんだろう?」というのが正直なところかもしれません。
そもそも内閣って、何をする機関なのでしょうか。
内閣と国会の違いって、何なのでしょうか。
これらについてお子さんと一緒に考えつつ、今回の内容を読み進めてほしいと思います。
内閣と国会の違いについては、以下の記事もご覧ください。
内閣は「行政を担当する機関」
内閣は、政治をおこなう機関です。
“政治をおこなう”と書いて「行政」と呼び、内閣は行政権をもちます。
具体的には、以下のようなことをおこなっています。
- 法律で決められたことを実際におこなう
- 予算案や法律案を作成して国会に提出する
- 外国と条約を結ぶ
そのほか、以下のようなことも内閣の仕事です。
- 内閣が出す命令(政令)を定める
- 国会の召集
- 衆議院の解散
- 天皇の国事行為に対する助言と承認
- 最高裁判所長官を指名し、そのほかの裁判官を任命する
国会が政治をおこなっていると思いきや、実はそうではなく、内閣が政治をおこなっていることを確認しておきましょう。
(とはいっても、内閣の国務大臣はほとんどが国会議員なので、ややこしく感じるかもしれませんが……)
権力がひとつの機関に集中していたら?
内閣・国会・裁判所は、それぞれ「行政権」「立法権」「司法権」を分担しており、権力がひとつの機関に集中し過ぎないようにしています。
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