【小6理科/生物】紛らわしい動物の分類|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、倉石です。
クジラとサメ、魚類はどちらか?
イモリとヤモリは、それぞれ何類か?
中学受験では、こうした分類が紛らわしい動物たちが登場します。
今回は“紛らわしい動物”の分類と、その特徴を説明します。
分類しにくいからこそ中学入試で出題されやすいので、しっかりと頭に入れておきましょう。
クジラとサメ
まずは、クジラとサメを分類してみましょう。
結論から言うと、クジラはホニュウ類、サメは魚類です。
海で暮らしているからといって、すべての生き物が魚類とは限らないんですね。
ヒトと同じホニュウ類のクジラは、魚類のような「えら呼吸」ではなく「肺呼吸」をおこないます。
クジラは一度の呼吸でたくさんの空気を吸えるので、1時間以上も水に潜ることができます。
クジラのほかにも、海で暮らすホニュウ類はたくさんいます。
海で暮らすホニュウ類(例)
- イルカ・シャチ(クジラのなかま)
- アザラシ・ラッコ
ほかにも、海で暮らす魚類以外の動物は少なくありません。
たとえばイカやタコなどは、無セキツイ動物の「軟体動物」に分類されます。
世界でいちばん大きい魚類
世界でいちばん大きい魚類は「ジンベエザメ」と言われており、体長は10mほどで、大きいものだと20m近くになるそうです。
私も実際に見たことがありますが、その大きさには圧倒されました。
日本では沖縄の「美ら海水族館」をはじめ、ごくわずかな水族館でしかジンベエザメを見られませんが、直接見てみないとわからない迫力があるので、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。
ちなみに、世界でいちばん大きい動物は海に住む別の生き物です。
それは、シロナガスクジラです。
シロナガスクジラの体長は25mほど、最大で30mを超えるそうです。ジンベエザメの倍ほどの大きさがあるとは凄まじいですね。
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