【小5理科/生物】ヒトのからだと、誕生の不思議|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは。
理科講師兼受験アドバイザーの山崎です。
地球上には、さまざまな生きものがいます。なかでも「セキツイ動物」は、特に多様な進化を遂げたグループです。
今回は、セキツイ動物かつホニュウ類でもある「ヒト」のからだや、誕生の仕組みについて見ていきましょう。
ヒトのからだ
ヒトのからだは、生まれてくる前からすごい能力を持っています。
たとえば女の子は生まれたときから、将来、赤ちゃんをお腹で育てる準備ができています。
女の子のお腹には「卵巣(らんそう)」という小さな器官があり、そこにはたくさんの「卵子(らんし)」が眠っています。
そして女の子が12歳から13歳くらいになると、体は“女性”へと変わり始めます。これは脳が「準備ができたよ」とからだに合図を送るからで、この時期に胸が大きくなったり、身長がぐんと伸びたりします。
男の子の場合は、からだが「精子(せいし)」という小さな命の種をつくり出す準備をします。
男の子のお腹には「精巣(せいそう)」という器官があり、ここで精子がつくられます。
大人になるにつれ、男の子も体にいろいろな変化が起きて、将来パパになる準備をし始めるんですね。
ヒトの誕生 ―― 受精から始まる大きな変化
ヒトの誕生には「受精(じゅせい)」という特別な瞬間があります。
これは、パパからの小さな命の種「精子」と、ママからの大切な「卵子」が出会って、ひとつになることから始まります。
この出会いが、新しい命の最初の一歩です。
精子は、卵子へと長い旅をしていきます。そして、とっても小さな精子のなかで、たったひとつだけが卵子と出会い、いっしょになることができます。
これが、受精です。
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