【小4理科/地層】地層による時代分け(4)先カンブリア時代|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、伊丹(いたみ)です。
生物に注目すると、地球の時代は「先カンブリア時代」から始まり、「古生代」―「中生代」―「新生代」と考えることができます。
今回は「先カンブリア時代」について、以下のポイントに絞ってお伝えします。
- 古生代よりも昔には、どんな生物がいたのか?
- どうして「カンブリア紀の前」という“大きな括り”にされてしまったのか?
これらについてお子さんと少し考えてみたあとに、この先の内容を読むことをおすすめします。
古生代・中生代・新生代については以下の記事でそれぞれまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。
先カンブリア時代とは?
古生代・中生代・新生代は、実はさらに細かい単位である「紀」に分けることができます。
たとえば恐竜が栄えた時代は中生代ですが、その中生代のなかの「ジュラ紀」という時期を聞いたことがある子も多いのではないでしょうか?
古生代に関しては、そのいちばんはじめの時期が「カンブリア紀」と呼ばれています。そして、そのカンブリア紀よりも前の時代をまとめて「先カンブリア時代」という名前が付けられたんですね。
つまり、地球が誕生した46億年前から、古生代が始まる5億4000万年前くらいをまとめて「先カンブリア時代」と呼んでいるのです。
ところが現在では、カンブリア紀よりも前の時代についても研究が進み、それぞれの時代がさらに細分化されています。
そのため「先カンブリア時代」という名称は正式にはほとんど使われなくなりましたが、中学受験では「先カンブリア時代」と問われることが多いので、ここでは「先カンブリア時代」という名称を使用しますね。
地球最初の生き物はいつ誕生した?
問題
“地球最初の生き物”は、いつごろ誕生した?
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