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【小5社会/夏休み】5年生の夏はこれをやろう! 重要度別に社会の学習法を紹介|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
いよいよ夏休み。夏期講習はもちろん、お出かけや自由研究など、イベントが盛りだくさんかと思います。
今回のテーマは「5年生の夏はこれをやろう!」。
社会の実力を上げるためにも、これから紹介する5つの学習に取り組みつつ、夏休みという貴重なチャンスを有効活用してほしいと思います。
それぞれの重要度も★の数で示していますので、学習の優先順位をつけるときの参考にしてくださいね。
Contents
1学期の総復習をする(重要度:★★★★★)
5年生の夏休みにやってほしいことのひとつ目は、1学期の総復習です。
ほとんどの塾のカリキュラムでは、夏までに地理の学習を一通り終えているはずです。そして5年生の1年間でみると、1学期は地理の復習ができる最後のチャンスともいえます。
2学期からは歴史の学習がスタートするので、地理はできる限り、夏のあいだにスッキリと定着させておきたいですね。
単元別の復習ポイント
1学期の地理の学習では、農林水産業・工業・貿易・資源やエネルギー・日本のすがた、そして地方別の地理について学んでいるでしょう。
それぞれ、以下のポイントに沿って復習してみてください。
農林水産業
農業については、主に以下の内容を確認しておきましょう。
- 農業の栽培方法の種類
- 農作物の生産ランキングの1位や2位
- どのような地域で生産がさかんなのか
林業や水産業は、林業・養殖業の作業はもちろん、日本三大美林や、漁獲量が多い漁港の位置を地図を使って確認しておくと良いですね。
工業
工業の種類だけでなく、どうして太平洋の沿岸部に工場が集まっているのか? という理由も再確認しておきましょう。
工業地帯や地域の特色についても、お子さんと楽しみながら確認してみてください。
>>そのほかの「工業」についての記事はこちら
貿易
貿易については、貿易品の輸入先を確認しておきましょう。
お子さんと一緒に確認する場合は、ランキングを細かく覚えるよりも、「鉱物資源の輸入先の共通点」を探していくような学習が効果的です。
こうした学習をすることで、
- 鉄鉱石や石炭などを見るとオーストラリアが多い
- 野菜や魚介類の輸入先で中国が多いのはどうしてだと思う?
といった気づきや会話が生まれます。
「貿易の特色」についても確認しておくと良いですね。
資源やエネルギー
資源やエネルギーについては「発電所の分布」などを中心に確認しておきましょう。
日本のすがた
日本の人口や面積といったデータはもちろん、以下の項目についても確認しておくと良いでしょう。
- 日本の標準時子午線
- 近隣の国の名前
- 日本列島周辺の島
- 海流
地図に書き込むとわかりやすいので、お子さんにもすすめてあげてください。
都道府県と県庁所在地を書けるようにする(重要度:★★★★☆)
ふたつ目は、都道府県と県庁所在地を書けるようにすることです。
都道府県と県庁所在地の位置や、漢字の書き取りがあいまいな子は、夏休み中にしっかりと克服しておきたいですね。
しっかりと書ける子は、1学期の総復習に時間をあてましょう。
歴史マンガを読む(重要度:★★★☆☆)
やってほしいことの3つ目は、日本の歴史について描かれたマンガを読むことです。
5年生の中学受験・社会は、通常2学期から歴史の授業が始まりますが、そのまえにざっくりと歴史を予習しておくことをおすすめします。
あくまで夏休みは地理の総復習がメインなので、地理の学習時間の確保が優先ですが、そのうえで可能であれば歴史マンガも読んでみましょう。
歴史マンガはそれぞれの出版社から出ていますが、これから購入する場合はぜひお子さんに選ばせてあげてください。自ら選んだものであれば気になって読んでくれるはずです。
もし読まなくても無理強いせず、「歴史マンガを読む時間を計画に入れるのはどう?」といった提案をするなど、あくまでお子さん主体で決めさせることが大切です。
ちなみに2学期が始まったあとに1週間ずつ、それぞれの時代をひとつかふたつ先取りして読むのも効果的ですね。
白地図に書き込む(重要度:★★☆☆☆)
やってほしいことの4つ目は、白地図に書き込むことです。自由研究のようなイメージです。
1学期に学習した「産業がさかんな都市」や、「山地・山脈・平野・川などの地形」を白地図に書き込んでいきましょう。こうすると、1学期に学習したことを目に見える形で整理できます。
時間があまりない場合は、都市のみ、または地形のみでも有効です。
地方ごとに合わせてダウンロードできる無料の白地図もあるので、ぜひ探してみてください。
博物館や名所に足を運ぶ(重要度:★☆☆☆☆)
やってほしいことの5つ目は、博物館や名所に足を運ぶことです。夏休みだからこそ連休を使って出かけやすいため、ぜひ親子で行ってみてください。
博物館は、東京・上野にある「国立科学博物館」でも、さいたま市の「鉄道博物館」でも、分野には特にこだわらないことがポイントです。
名所もこだわらなくてOKですが、社会の学習で覚えた場所などは子供の印象に残りやすいかもしれません。
たとえば果物狩りや、世界遺産めぐりなどもおすすめです。おみやげコーナーをのぞくと、その土地の名産の勉強にもなります。
家族と足を運んだ場所はエピソードとして覚えやすいため、社会の学習に役立つことも少なくありません。ぜひお子さんと楽しんでください。
今日はここまで。
世の中で出会う、すべてのことが社会科です。
親子で会話を楽しむ際に、ぜひ社会ネタも入れてみてください。
※記事の内容は執筆時点のものです
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