西村です。
先日、つぎのようなご質問をいただきました。
読んでみますね。
■ニックネーム
むくむく
■お子さまの学年
小4
■質問内容
にしむら先生、こんにちは。
以前の音声配信で「『予習シリーズ 小4算数』は難しくしすぎ」とにしむら先生が言っていましたが、まさに今わが家で苦戦し始めています…!
今回は、夏期講習に通ったほうが良いのかについて質問させてください。
息子は、小3の2月から四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」をはじめていて、植木算の単元あたりから、例題、類題、基本問題までで精一杯の状態です。
練習実践は、解説を見られたら見る程度で、その状態で週テストに臨んでいます。
今は、私の方でやった方が良さそうな基本問題を何枚かコピーして、それを子どもに渡しています。
それなりに、こなしてくれてはいるのですが、親の私に中学受験の経験がなく、ほぼ無知なので、どこまでが基本問題なのか手探りな状態です。
予習シリーズだけだと基本問題が少なさそうには感じていて、市販の問題集、サイパーの算数を併用しながら勉強しています。
が、算数に関しては、親のほうで本人に合う問題をチョイスするのがこの先で困難になる気がしています。
そういった状況なので、近所で早稲アカを含めた、四谷大塚のテキストに準拠している塾を探し始めているものの……、まだ通わせたい塾が見つかりません。
予習シリーズの算数が難解なので、「負担が大きくなりそうだから、中学受験は避けようか」と夫と話をしたこともあり、子供にはまだ熱望する志望校もないんですが、中学受験をやってみたい気持ちはあるようです。習い事は、水泳・体操・ピアノを続けています。
そして今、特に悩んでいるのが、小4の夏期講習に通わせるかどうかです。
「進学くらぶ」では春期講習と同様に、テキストを使った映像授業が中心だと思います。
しかし、予習シリーズで基礎と応用の選別が手探りな状況などを踏まえると、夏期講習は塾に通った方が良いのかもしれない……と悩んでいます。
夏を前にどのように取り組んでいけば良いか、にしむら先生の見解・アドバイスいただけると幸いです。
むくむくさん、いつもご相談ありがとうございます!
息子さん、水泳・体操・ピアノの習い事をしながら、四谷大塚の「進学くらぶ」の例題、類題、基本問題に取り組んでいるというのがまず、すごいことです。
そこまでやっているので、精一杯な状態になってしまうのは当然でしょうね。
ただ、今後間違いなく、受験勉強の大変さは加速していきます。
そこで、習い事を整理して対面指導の塾に入るか、あるいは4年生の間は習い事と両立するために、「進学くらぶ」を中心にあまり無理しすぎない程度にこのまま勉強を続けていくか。
この2つのうち、どちらの方向で行くのかを、夏期講習が始まるまでに決めておくことをおすすめします。
ちなみに、来月7/2に開催する、中学受験ナビ会員限定のオンラインセミナーでは、「夏の過ごし方」について講演をする予定です。
今回のセミナーは、30分拡大版で開催します。もしもお時間にご都合がつくようでしたら、むくむくさんをはじめ、こちらをお聴きの皆さんもぜひご参加いただけますと幸いです。
夏の過ごし方についてご質問がある方は、オンラインセミナーの事前質問でも、こちらの3分メソッドでもOKですから、お気軽にご質問ください。
ということで今日は「夏期講習に通うべきか」についてお話ししました。
では、また明日!
※記事の内容は執筆時点のものです